CommonLispの実行環境をDockerで構築してみた

投稿者: | 2014年12月26日

巷で人気のDockerを使ってCommonLispの環境を構築& DockerHubで公開してみました。

なんでそんなことするの

動機としては、

  • CommonLispの環境構築は面倒
    • CIMが大分解決してくれているけどSBCLのコンパイルなどには時間がかかる
  • DockerHubとか真面目に使ったことがなかったのでその勉強
  • Windows, Mac, Linuxの環境の統一

諦めたところは

  • SDLを使ったゲームなどの開発
  • Emacsの同梱

とりあえずDockerImage作成

どのCommonLisp実装を使うか用途に応じて違うので

  • CIMだけインストールしたもの
  • CIMを利用してSBCLが動作する環境

の2種を作りました。

Dockerfileは以下の様な感じで構築してみました。

https://github.com/lambdasakura/ubuntu-cim

https://github.com/lambdasakura/ubuntu-sbcl

適宜、docker buildしてイメージを作成。

公開手順

Automated Buildで公開したかったのでGitHubとDockerHubを連携させます。

  1. DockerHubにアカウントを作成
  2. DockerHubのリポジトリをAutomatedで作成する
  3. GitHubに作ったDockerfileが入っているリポジトリを指定
  4. Build完了を待ってお終い

使い方

docker run -it lambdasakura/ubuntu-sbclでSBCL(rlwrapつき)が起動します。

気になるところ

  • 環境はできたけどデプロイのフローはどうなのか
  • Web開発特化(clackが動作するような)のDockerImageもほしいのでは
  • SLIMEと連携は上手くできるか?

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